理詰めで10万馬券は的中します。

何故理詰めで10万馬券が当たるのですか？
というご質問を頂きましたので、2月20日の京都5Rを例にとって検証してみたいと思います。

京都5R
単勝評価理論の真骨頂！8番人気軸、14番人気相手推奨で、三連単16万馬券、三連複6万馬券、ワイドも今年2回目の万馬券的中！！
軸馬⑬サクラテァモ8番人気2着
相手⑯ヘットザポール　14番人気3着
○三連単配当： 166,950円
○三連複配当： 64,810円
○馬単配当： 3,220円
○馬連配当： 2,310円
○ワイド配当： 860円　14,950円
各識別100円購入でも、253,100円　獲得

　まず、このレースのメンバー構成ですが、この時期の未勝利戦としては、ある程度メンツが揃っています。よく有りがちなパターンであり、前走好走組が多数存在し、一見難解なレースに見えます。しかし、新聞の印や世間一般の評価は、かなり隔たっていることも解ります。つまり、オッズの歪みやすい、美味しい馬券の獲れる可能性を秘めた集合体であることが言えます。
　軸馬は、⑬サクラティアモです。前々走の新馬戦5着は、明らかに脚を余していました。そして前走は結果を出して2着、その脚には見所が十分で、このクラスなら何時買っても不思議ではない存在です。しかし人気は、8番人気という低評価です。他に強そうな馬がいたため、それほど人気しないとは理解できますが、それにしても低評価過ぎます。このように歪んだオッズは、また高配当を期待できる馬は、決して見逃しません。結果として、1番人気の⑤ジョーバリアントに決め手には屈しましたが、「人気より着順が上」という条件は、十分満たすことが出来ました。
　そしてキモは、3着の⑯ヘットザポールです。前走の新馬戦を思い出して頂ければ解ります。9着とはいえ、0.5秒差、極端に負けすぎている訳ではありません。しかも、発馬後両脇の馬に挟まれてしまい、大きく出遅れた印象があります。そして後方からの競馬を余儀なくされ、二の足を使って中段前に取り付き、直線諦めずバテずに、最後まで追い上げましたが届かず、結果惨敗したように見えました。その後休養を挟み、今回は立て直した一戦です。もともと先行脚質でも行けるタイプです。しかも、今回のメンバーで、ハナを主張しそうな馬はほとんどいません。その上、大外枠に恵まれ、最終週の一番馬場の良い所を走れますし、脇も出が甘い⑮ギャラクシーですし、鞍上も気楽です。結果、思惑通りにロス無く逃げて、3着に粘りこみました。前走9着、休み明け緒戦ということもあり、大きく人気を落としていました。これは買わない手はありません。
　つまり、新馬未勝利といえども、侮ったり軽視したりしては、何時まで経っても高配当は獲れないということなのです。1/31中京の未勝利戦、11/8京都の新馬戦を覚えていなければ、もしくは管理していなければ、そう簡単にはこのカラクリは解けません。
　では、サクラティアモとヘットザポールは、次回狙いですね…と言っている方は、まだまだ甘ちゃんです。連続2着のサクラティアモは、次回人気必至です。まずますの好タイムですし、勝ち馬はあのジョーバリアントなので、何時でも勝てるとは思いますが、買うか買わないかは、人気次第、メンバー次第です。ヘッドザポールも、もう二桁人気にはなりません。今回は展開に恵まれましたが、次回も同じようなメンバー構成になるとは限りません。先行馬が揃って厳しい競馬を強いられたときも、同じ競馬が出来るとは限りません。もちろん、次走のメンバーと展開次第ですが、叩き二走目で、「条件が悪化して人気になる」という可能性はあります。よって、次走も狙うかどうかは、現時点では何とも言えません。
　つまり両頭とも、最も効率良く買えるのは、今回限りなのです。このように、高配当に有り付く為には、人気薄の激走馬を逃さず捉えることが必要不可欠です。儲けるためには、印ではなく、あくまで自分の目、スピード指数、そして単勝期待値理論を使いこなす必要があります。ちなみにこのレース、パドックや返し馬も、新聞の印やコメントも、血統も調教も、全く見ていません。レース後に新聞を再読すると、サクラティアモは「↓見送り」とありました。下手に新聞に頼ることは、私はほとんどやりません。
　こんな技持っていないと言う方、私に任せなさい！！！